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二つ揃って初めて完成

本日礼拝を捧げてから、午後は研究課題に関する論文を読んでいました。
論文タイトルは

dynamically modulated spike correlation in monkey inferior temporal cortex depending on the feature configuration within a whole object

はい、すみません(笑)。

私の研究は、脳では人の顔をどのように認識しているのかを追及しています。
研究の前段階で、過去の論文を読んで基礎知識を蓄えているのですが、なんとも時間がかかること、、、

それでも少しでも内容が理解できると、やっぱり面白いなと感じるので読むのが止まらなくなります(笑)

論文を読んでいて、当たり前のことかもしれませんが一つの悟りを天からいただきました。

「一人では完成できない」

という感動がきました。

顔を認識している下側頭葉という脳の部分があるのですが、その部分の細胞が応答することで顔を認識しています。

しかし、顔以外のものにも応答するので、どうやって顔と顔以外のものとを区別しているのでしょうか?

それは、複数の細胞の応答の時間のずれによって顔を認識しているのだそうです。
つまり、一つの細胞だけだと、時間のずれというものが存在しないため、顔を認識できないということになりますよね。
複数の細胞があって初めて、顔認識が完成するのですな~。

このことを通して、私はある聖句を思い出しました。

【申命記32章30節から】
どうして、一人で千人を追い、二人で万人を敗ることができたであろう。
(聖書口語訳参照)

一人ではできなかったことが二人ではできる!
二人でやれば、一人でやった時よりも、二倍ではなく、数十倍にもなって有益を得る!!

まさか論文を読むことでこのことを思い出させてくれました。

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